スキル & メモリ
スキル
スキルは、Markdownで記述する再利用可能なカスタム指示です。エージェントに、サイトの操作方法やタスク完了までの手順を、ステップごとに正確に伝えます。タスク実行時、OSは関連するスキルを参照し、計画を立てて自動操作を行います。

スキルの作成・編集
サイドメニューを開きます。
「新しいスキルを作成」をクリックします。
生成された
new-skill.mdの名前を変更します。Markdownエディタが開くので、スキル内容を書くか貼り付けます。
内容は自動で保存されます。
後で編集する場合は、サイドメニューから該当スキルを選び、Markdownを更新して「Save」をクリックします。
スキルが使用されていることを確認する
タスク実行中、各ステップの左側にあるピンク色の脳アイコンを確認してください。
マウスをホバーするとツールチップが表示され、
そのステップに影響したスキル名が一覧で確認できます。
高品質なスキルを書くコツ
スキルには明確な名前と、1文で分かる目的を付ける
操作する正確なページの場所を指定する
UIが壊れやすい箇所は、クリックや入力の手順を文字通り書く
成功条件と、最終的な成果物を明確に示す
日付範囲、件数、形式、確認作業など、ガードレールとなる条件を入れる
文は短く、指示形で書くことを推奨
メンテナンスのコツ
スキルは1つのワークフローに集中させる 別のサイトを扱う場合や、1サイト内でもタスクが複雑に分かれる場合は、新しいスキルを作成してください
発動していないスキルを定期的に確認する 必要に応じて手順を見直し、曖昧な部分は明確に書き直します
Memories :メモリ
メモリは「覚えておいてほしい設定やルール」を保存する場所です。
タスクが変わっても、エージェントが同じ基準で判断し、ブレない結果を出せます。
例:ブランドの書き方、表記ルール、対応国、使って良いツール、
安全に共有できるアカウント情報など。
メモリの作成・編集
サイドメニューを開きます。
「メモリを作成」をクリックします。
生成された
new-memory.mdの名前を変更します。Markdownエディタが開くので、メモリの内容を書きます。
内容は自動で保存されます。
後で編集する場合は、サイドメニューから該当メモリを選び、Markdownを更新して「Save」をクリックします。
メモリが使用されていることを確認する
タスク実行中、各ステップの左側にあるピンク色の脳アイコンを確認してください。 ホバーするとツールチップが表示され、 そのステップに影響したメモリが一覧で確認できます。
メモリに入れるもの
ブランドや文体のガイドライン(具体例があると効果的)
成果物の形式、列順、名前付けなどのフォーマットルール
予算レンジ、日付範囲、安全な参照元など、変動しにくい条件
出力先や優先して使うアプリなどのツールの好み
「リードとは何か」「勝ちとは何か」といった受け入れ定義
メモリに入れないもの
パスワードや秘密情報、認証情報
日々変わる数値やスケジュールのような流動的な情報
1回のみの指示(スキルか、その場のプロンプトで記述)
メンテナンスのコツ
メモリは短く安定した内容に保つ
1ページを超える場合は、内容ごとに別メモリへ分割
月に1回見直し、不要になったものはアーカイブ
メモリのトラブル対処
出力がフォーマットルールを無視する
→ メモリが存在し、アクティブか確認
→ プロンプト内で重要なルールを一度だけ再提示
古い設定が反映される
→ メモリを開き、古い行を修正して Save
対象地域や参照元が間違う
→ リサーチの範囲を厳密にし、除外条件を追加
上級テクニック
タスク結果を見て、再現したい成功パターンはスキルやメモリに追加
Locationを明確にする。Google DocsやSheetsに出力が必要なら明記
Criteriaでガードレールを設定。数量、日付範囲、形式、参照元など
納品物をチェーンする。サマリー → スライド構成 → 最終ドラフト
コンテキストを添付。ブランドボイス、ターゲットリスト、CSV、ガイドラインなど
タスク実行中でも追い指示可能。追加指示を送るとエージェントは即停止し、内容を読む
トラブル時の対処
ログイン要求で止まる
→ サイトで手動ログイン
→ 認証完了後、自動再開
無限スクロールや複雑なUI
→ プロモードに切り替え
→ Criteriaに読み込み件数などを明示
結果が「ほぼ正しいが少し違う」
→ プロンプトと出力を見比べ、修正すべきがスキルか、メモリか、プロンプトか判断して更新
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